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冥府人の経済ノート

人生の備忘録

日銀総裁に黒田氏再任の人事案

 

⚪︎日銀総裁に黒田氏再任

政府は16日午前に4/8に任期満了となる日本銀行黒田東彦総裁を再任する人事案を提示しました。3/19に任期満了となる中曽宏、岩田規久男両副総裁の後任には日本銀行の雨宮正佳理事と早稲田大学の若田部昌澄教授とする案も示しました。

政府は3月中旬までに衆参の本会議での採決を目指していて同意を得ることができれば人事案が承認されて正副総裁が内閣に任命される流れになります。任期は5年です。

 

⚪︎黒田東彦さんってどんな人?

1944年生まれの73歳、東京大学卒業。財務官を退官して一橋大学院教授、アジア開発銀行総裁を経て現職についています。

国際金融の分野で幅広い人脈をもっていて安倍政権が掲げる大規模な金融緩和策も前向きな姿勢です。

日銀総裁には2013年3月に就任して「2年で2%」の物価上昇を目標に掲げた異次元金融緩和に着手しました。2014年の追加緩和や2016年のマイナス金利政策の導入など円安・株高などの成果を生んでいて安倍総理も評価しています。

 

⚪︎雨宮正佳さんってどんな人?

1955年生まれの62歳。東京大学卒業後、日本銀行に入行し、金融市場局金融市場課長や企画局長を経て日本銀行理事に就任しています。

金融政策を担当する企画課が長く、2016年に導入された長短金利操作などの設計に関わった実績があります。

 

⚪︎若田部昌澄さんってどんな人?

1965年生まれの52歳、早稲田大学卒業。早稲田大学政治経済学部の教授。1930年代の世界恐慌や1970年代のインフレーション、1990年代からはじまる日本の大停滞といった経済危機の時代を主に研究しています。

若田部氏は積極的な金融緩和を訴える「リフレ派」と言われています。英語が堪能でアメリカの経済誌での連載を持つ国際派としての顔も持ちます。

 

⚪︎野党の声

・人事案には賛成できない

・安倍政権は大胆な金融緩和に頼りすぎ

・物価2%の上昇の達成と成果を検証してからにしようよ

・国民の多くは景気回復の実感がないじゃん

 

⚪︎世間の声

・若田部先生にマイナス金利の深掘りを期待したい!

・政策の検証はしっかりしようよ

・現状維持、政策の一貫性って意味では安心だな

 

⚪︎感想

「経済がうまくまわっているのにわざわざ交代させて混乱を招く必要がない」っていうのが大きな再任理由なのであれば、政策の成果についてはきちんと検証しなければいけないよね。

だって経済効果なんて実感が1ミリもないし。